北のアルプ美術館へのお便り No.6 |
美術館の2階のすみにノートがあります。 北のアルプ美術館 mail@alp-museum.org |
2013年11月28日 |
2014年6月20日 清里町の宿で「北のアルプ美術館」のパンフレットをみて、来ようと決めた。山のことまだ何も知らない。文章を書いている方々のこともわからない。畦地さんの絵はずーっと気になってた。高村光太郎さんは大好き。今日、北のアルプ美術館に出会った。はじめてやってきた北海道での素晴らしい出会い。旅の良さだなぁとしみじみ。ありがとうございます。(TY) |
2014年7月9日 千葉からふるさとの斜里に夏の間住むことになって5年目。斜里岳はいつも変わらない姿でむかえてくれます。アルプ美術館は私のおすすめスポットです。いつも遠くから来た友達をお連れすると感激してくれるので、私もうれしくなります。コツコツと集めた貴重な資料、山にはあまり関わりがなくとも心を落ち着かせてくれます。(YI) |
2014年7月20日 歩くと床がギシギシとなり、そのたびに心臓がドキドキと鳴りました。ようやく北のアルプ美術館にたどりつき、感激しております。何年か前に美術館のことを知り、やっと実現しました。館内の空気に圧倒されるとともに、山のかおりにホットしたものがあります。来て良かった。ありがとうございます。(AY) |
2014年7月30日 私は41歳で研修医4年目として働いております。休日は機会があれば、あきもせず地元の栃木奥日光を歩きます。重い荷物を背負っての縦走やピークハント、百名山踏破といったことに関心を注いだこともありました。道中に咲く花、絶景、思いついたことのメモ、出逢った登山者との会話、或いは昼寝、そうしたことは昔大学で部長をしていたワンダーフォーゲル部では消化不十分でありました。そうしたことへの反省から、今はなるべく単独で、コースは短く、できるだけ長居、寄り道をし、動植物や四季の移ろい、そこに暮らす人々をよく観ることを心がけております。昔「アルプ」という山の雑誌があったと知ったのは、星野道夫氏の文からでした。山を旅として愛する人、という印象をアルプを作っていた人々の原稿や作品を通して感じることができました。今もそういう雑誌があるのか、どこかで同じ眼で考えている人がいるのかもしれません。最近の登山の流行の中では、読み応えのある文にはあまり行き当たらない気がします。深く共感でき、刺激を受けるような作家達、芸術家達が望まれます。本日は念願叶って北のアルプ美術館を訪ねることができて幸いです。(TT) |
2014年9月6日 やっと伺うことができました。敬愛してやまない串田先生の仕事部屋が再現されると知ってから、斜里行を計画していましたが、やっと実現しました。串田先生との出会いは、中学の時の国語の教科書でした。どうして「孫一」という名前?と印象深かったと共に、何でもないような文章でも、そこには自分にとっていくつもの発見があり、“あっ!”“あぁ”“そうかー”…と自分と対話できる文章でした。それ以来、バイトしてお金がたまると、東京神保町や山岳関係の古本屋をまわりました。それから40年近く経っていますが、今でもあちこちと旅行して古本屋があると必ず立ち寄る習慣です。今年、自宅を新築しましたが、いかに串田先生のご本を並べるかが最優先でした。パンフレットによると再現された仕事部屋は先生の本で拝見したことのある通りのようです。・・・・・では今からいってきますー!(MI) |
2014年9月13日 アルプのような冊子が現在にもあればいいと思うのですが、展示されている方々の作風や精神を受けつぐような人があまりいないような気がします。私は絵を描きます。山も大好きでアルプの世界観にずっとあこがれています。こんな冊子にたずさわりたいな。私はずっと描きつづけたいと思います。(YU) |