1940〜
東京生まれ。辻まことを父に、武林イヴォンヌを母にもつが、生後まもなく竹久夢二の次男、不二彦夫妻に引き取られ養女として育てられる。
1966年上智大学文学部史学科卒業。その後、京都大学農学部林学科にて造園を学び、1968年よりコロンビア共和国に造園家の夫と共に移住。
1980年コロンビア国立大学芸術学部美術科卒業。以後、活発な美術活動を行う。
パブロ・ネルーダの詩『マチュ・ピチュの高み』のためにFOSILIZACION(化石化)と題する10枚の作品を制作。矢内原伊作の訳とともに、みすず書房より出版される(1987年)。 |
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1913〜1975
正しくは辻一、画家、詩人、エッセイスト。1913年、辻潤と伊藤野枝を両親として、伊藤野枝の郷里、福岡県にて生まれる。
日本アナキスト連盟機関紙、『平民新聞』や『図書新聞』、詩誌『歴程』などを中心に挿絵、風刺画文を寄稿したのをはじめ、グラフィック・デザイナーとして、多くの雑誌広告を手掛ける。
そのかたわら、山歩きや山スキーを好み、『山と渓谷』『岳人』『山と高原』『アルプ』などの登山雑誌にも多くの画文を発表した。1975年没。
おもな著書に、『山で一泊』『山からの言葉』『虫類図譜(全)』がある。 |
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